麻痺の状態を体験してみました
こんにちは!
ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。
先日、とある場所にて開催されたワークショップ
「脳卒中患者さんの歩行を擬似体験する装置と排泄動作の困難さを考えるために開発している装置を利用したワークショップ」
に参加してまいりました。
どういった内容かというと、
早稲田大学の上杉先生(工学博士)と藍野大学の玉地先生(理学療法士・文学博士)が共同開発している機械を身体に取り付けて、
機械の振動によって一時的に神経機能が低下、運動能力低下を起こさせることによって、
脳卒中や中枢神経障害をもった方の身体の状態を体験してみる、という試みです。
実際に体験してみました。
まあ、ある程度予想はしていたんですが、
それ以上に歩きにくいですね。
バランス感覚が鈍くなる。
勝手に足が動く。
感覚と動きとのあいだにズレが生じる。
その他にもありましたが、
実際に体験してみて、感覚として理解できてよかったと思いました。
麻痺の状態がどういったものか、アタマでは理解しているつもりでしたが、
自分で体感することでわかったこともたくさんありました。
日頃の施術の現場でも、つい自分の感覚を基準に考えてしまいがちでしたが、
あらためて相手の感覚に近づいて考えるように、
想像力をみがいて改善の糸口をみつけるように、
取り組んでいこうと思った今回の体験でした。
からだに感謝。病気に感謝。
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