神戸 ディライト訪問医療マッサージ 昨日・今日・明日

神戸 ディライト訪問医療マッサージの日記です。

現状維持を越えて。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

ロコモティブ症候群サルコペニアフレイル
などなど。

ご高齢の方々の身体の状態を表す言葉が
なんだかいろいろ生まれていますね。

それだけ対象者が増えてきているということなのでしょう。
国を挙げての対策が急がれていますが、
私たち訪問マッサージの施術もまさにこの分野に、
微力ながら取り組んでいます。

利用者様本人やご家族のご希望をお聴きしたうえで、
その期待に最大限応えるべく、
日々試行錯誤しつつ施術にあたっています。

しかし、ご高齢になると、
現状の身体機能を維持するだけでも、
前年の1.5倍の努力が必要だといわれ、

それゆえマッサージ施術においても

「現状維持ができればよし」

「それに加えてご本人様が
気持ちいいと言ってくれたら十分」

というような考え方も業界内にはあります。

「ご本人様が納得しているのであれば
仕事として成立している」

という考え方です。

 

たしかにそうかもしれませんが、、、

 


やはり、私たちとしては現状維持ではなく、

「もっと動ける身体に」

「もっと食べられる状態に」

「もっと笑える日々に」

していきたいと思うのです。

もちろん、ご本人様が望んでいるということが
大前提ですが。


何に対しても良くなりますと無責任に
申し上げることは慎むべきですし、

私たちの実力を越えたものに対しては、
はっきりとその旨をお伝えするようにしていますが、

少しでも可能性があると思われるところに対しては、
きちんとお話したうえで、
可能性を追求していきたいのです。

ご本人様があきらめない姿勢でおられるのであれば、
私たちはそれ以上の熱量をもって、
支えつつ、寄り添いつつ、あらゆる可能性を探っていく。

それまでの経験・知識に加えて、
これはと思われる方法、知見を学びつつ
現場に注いでいく。

常にそうありたいと思って取り組んでいます。

さらなる飛躍のために。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

今日は午後から東京に向かい、

訪問マッサージ事業の組織化を進めるための勉強会に参加してきます。


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当社も事業開始から6年目を迎え

地道に施術実績を重ねてきましたが、

ありがたいことにご利用者様を

ご紹介いただく機会が増え、

それにともない新たな施術スタッフを迎えることができました。

 

今後、さらなるサービスの質の向上をはかるために

ここで足場固めとなる組織作りを

しっかりとおこなっていく段階にあります。

現場の施術師をはじめ、事業に関わる全員が

最大限能力を発揮できる環境づくりを目的に

取り組んでまいります。

具体的には、

 

技術や知識を高めていくことのできる

マニュアル作りや研修プログラム。

事業環境の先を見据えた取り組み。

 

そしてなにより、利用者様に

「寄り添う」

姿勢の中心にある、

各人の在り方を日々研鑽していける空気を、チーム一丸で作り上げていきます。


私たち自身が充実した日々をおくることが、ひいては利用者様への上質なサービスの提供につながると考えます。
今後のディライト訪問マッサージにどうぞご期待ください!

必要な言葉を伝える

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

久しぶりのブログ更新、失礼いたします(汗)

例によってサボっておりました、

元気にしておりますので

またちょくちょく書かせていただきますね(^_^;)

 

さて、さきほど仕事から帰って何とはなしに

テレビをつけましたら

NHKで「プロフェッショナル」という番組がやっておりました。

www4.nhk.or.jp

 

今日は「美尻トレーナー」の岡部友さんという方。

存じ上げませんでしたが、

「どんなことしてるのかな」

と気になったので、何気なく観ておりました。

(個人的に美尻にはあまり興味はありませんが(笑))

 

その方がクライアントの女性のトレーニングと

恋愛相談?アドバイス?をされているシーンのあと、

カメラの前で語った言葉に引きつけられました。

 

「その人が求めている言葉を話すのではなく、

今のその人に必要な言葉を伝えている」

 

そんな内容だったかと思います。

 

つまり、相手に対しておもねらず、妥協せずに

身体と心のトレーニングをおこなっている、

そんな姿勢で自分はやっていると。

 

これは来ましたよ(笑)

 

なんか引っかかるなあ。なんだろう、この感じ。

 

そうだ、自分が今施術の現場で迷い、

試行錯誤して答えを探そうとしている、

ひとつの回答がこれなんじゃないか!

 

そう思えたのです。

 

こうして書いているあいだも、

さらに言葉を噛みしめ反芻しながら、

 

「自分ならどうするだろう?」

 

と考えながら、あの人、この人と、

実際の利用者様に当てはめて考えています。

 

もちろん、答えはひとつではないし、

相手に応じて伝え方は変わるものだとは思いますが、

ひとつの在り方がここに示されているように思います。

 

これまでの自分を振り返ってみるに、

 

「その方が必要としている言葉」

 

というよりは、

 

「自分がその人に語りたい言葉」

 

もっとひどいと、(汗)

 

「自分が正しいと思う価値観」

 

を一方的に伝えることが多かったのでは、と。

 

ちょっと反省。

 

「その方が必要としている言葉」とは何なのか。

 

これはまたむずかしいところかもしれませんが、

なんとなく今思っているのは、

頭で考えたことでなく、

ハートで感じたことなのかな。

心の深いところから出てくるものなのかな。

 

わかりませんが、

その意識をどこかに持ちながら、

日々の施術にあたってみようと思います。

 

そんなことで、忘れないために今日は書いてみました。

ブログって便利でいいですね(笑)

こんな感じでまた日々の気づきなどを記していきたいと思います。

どのような物語を生きるか。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

最近、施術の現場で痛感していることがあります。

 

「人生における物語の必要性」

です。


人は多かれ少なかれ、常にある種の
「物語」を生きていると思います。

この世に誕生してから、
出会いや経験、あらゆる出来事を通して
独自の世界観、価値観を作り上げていきます。

置かれた環境その他によって、
みなそれぞれものの見方や考え方が異なる、
いわば

「それぞれの物語を生きている」

のではないでしょうか。

「平和で穏やかな日常」
という物語もあれば、
「山あり谷あり人生はジェットコースター」
という物語もあるかもしれません。

どのような人生を歩むとしても、
前を向いていく、積極的な姿勢で生きていくためには、
その先にある

「希望」

の存在が不可欠と考えます。

希望があるから、心躍らせたり、
困難に立ち向かう気力が湧き上がってくると思うのです。

話を戻します。

訪問マッサージにおいては、
お身体の症状の改善、
日常生活能力の向上を
第一の目的としておこなっています。
そこではこちら側が一方的に
施術をおこなうのではなく、
ご利用者様本人が自分で身体を動かしたり、
一緒に訓練に取り組む場面もあります。

そこでは、積極的に訓練に取り組まれる方もいれば、
あまりその気になれなかったり
拒否の姿勢を示される方もいらっしゃいます。

痛みがあったり、安静期間が長くなると、
しだいに体力や気力が低下してしまいがちです。

そんな状態で困難なこと、
しんどいことに取り組もうとするので、
よほどの気持ちがないと
なかなかスイッチが入らないのは
当然かもしれません。

そんなときに、こちら側の力不足を感じるとともに、

「希望の物語」

の必要を感じるのです。

ご自身の現状、行く末に
もはやあきらめ、描く希望がない方。

そんな閉じてしまった物語の筋書きを書き換える力、
ありありと実感してもらえる
新たなストーリーを紡ぎだす能力を、
手にしたい。
その助けになりたい。

世界はいつも変わらずそこにあって、
どんな現実を受け取るかは
自分で選べると信じているからです。

毎日が、初日。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

本日より当院は新年の業務をスタートしております。

年末年始のお休みを経て、身体も心も充電完了!

新鮮な気持ちで施術に臨みます。

このような節目は気持ちを新たにするいい機会になりますが、

できることならば今年は日々まっさらな気持ちで、

昨日とはちがう今日を意識的に創り出していきたいと思います。

毎日を悔いのないように、全身で生きていけますように!

(この文章は今訪問先の施設にて、お風呂に入られている利用者様を待っている間に書いています。スキマ時間も有効活用(笑))