プリン体は共犯者なのか!
こんにちは!
ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。
先日、空いた時間にスマホをいじっていたら、
こんな記事に出会いました。
世間にあふれる栄養情報、健康法には
根拠のうすい、あるいはまったくないものが
たくさんありますよ、
という内容でした。
くわしくは、ぜひ本文に目を通していただくと
おもしろいと思います。
私もふだんから、健康にたずさわる者として
インターネットや一般書、専門書など、
興味や関わりのありそうな分野には
あれこれ目を通しているので、
この記事に書かれていることには
ほとんど賛成、納得なのですが、
この先生のように、データをしっかり提示して
根拠を示していると説得力がありますね。
「夏バテ防止にはこの食材」
「発酵食品が良い」
などなど、
いずれも根拠がない、と言われると
ちょっとガッカリしてしまいますが、、、
それはそうと、文中にはこんなくだりもありました。
プリン体ゼロのビールもそうでしょう。体内でプリン体から尿酸が作られ血中濃度が上がり痛風になる。だからプリン体ゼロのビールを、となる。単純な因果推論が展開されています。でも、日本人男性3300人の酒の摂取量を調べ、その後6年間の高尿酸血症の発症状況を調べたところ、 プリン体をたっぷり含むビールを飲んでいた人も日本酒を飲んでいた人も、飲んでいない人に比べて相対リスクは同じように高かった。日本酒にはプリン体はごくわずかしか含まれていないにもかかわらずです。
尿酸は、ビールから摂取するだけではなく体内でほかの物質から合成されます。アルコールはその合成を促進させるので、主犯はアルコール。ビールの中のプリン体は共犯の一人でしかないのです。
えーっ、そうなのぉ!?
じゃあプリン体ゼロってなんなの!
(※本文と画像はいっさい関係ありません、あしからず)
もう誰も信じません、、、(泣)