神戸 ディライト訪問医療マッサージ 昨日・今日・明日

神戸 ディライト訪問医療マッサージの日記です。

感覚を感覚する。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

このところ、施術を行う際に意識していることがあります。

 

「感覚を大事にする」

 

ということです。

今更ながら、ですが、あらためて深めています。

 

感覚と言っても、いろいろあると思うのですが、

施術の現場では、まずは

利用者様の身体が発している動き、

身体の声とでもいいましょうか、

そこに意識を集中するようにしています。

 

力を入れてグイグイ押したり、

なにも考えずにただ型をなぞっているだけでは

けっしてわからない、微細な動きです。

そっと、しかしぴったりと密着した手で

身体に触れていると、いろんな情報が入ってきます。

細かく揺れていたり、ゆったりと波のような動きをしていたり、

あるいはがっちりと固まって動かないようなこともあります。

すべて身体の声、状態を表しているのだと思います。

 

それに対して、こちらはどうするか。

まずはその動きについていくことを大切にしています。

こちらが誘導するのではなく、

あくまで相手の身体についていくのです。

身体がそれを望むのなら、そうさせてあげる。

こちらはそれに寄り添って

安心して心置きなく動ける環境を提供するだけ。

 

それだけで何になるのか、と思われるかもしれません。

でも、実際そうやってみると、身体の緊張がゆるんだり、

利用者様の表情がやわらかくなったり、

いろいろ興味深い変化が見られるのです。

 

このことを経験すると、体感として

 

「身体はみずからの治し方を知っているのだ!」

 

と感じずにはいられません。

 

まだまだおもしろい現象がみられるのですが、

長くなりますのでまたあらためて書いてみたいと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。