治療は伴走者です。
こんにちは!
ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。
ジメジメした梅雨が明けて、いよいよ夏本番、
と思っていたら、
8月に入って猛烈な台風がやってきたりして、
雨の多い湿度の高い日が続いていますね。
ただでさえ日本の夏は湿度高めで過ごしにくいのに、
身体にとっても厳しい毎日ですね。
取れる対策は万全に取りつつ、
できるだけ元気に乗り切りたいものです。
さて、前回の記事では、
「何もしないで自然治癒力にゆだねる」
ことの意味と、そのハードルの高さについて
思いつくままに書いてみました。
自然治癒力に任せるといっても、その前提として
身体にできるだけ余計なストレスをかけない
ことが条件となります。
そうして自然治癒力が100%働いたとき、
身体のあらゆる不快症状は解消される。
これはある意味、理想です。
このように持っていければ一番いいと思います。
ですが、現実的になかなかそうはいかない。
人それぞれ、置かれた状況やタイミングで、
よいとわかっていることを実行することが許されない。
あるいは、
悪いとわかっていることもやめられない。
それが多くの方々の現実の姿かと思います。
そのような状況におかれた身体を
側面からサポートすること、
それが
「治療」
といわれる行為の役割ではないか。
そう思うのです。
そのままでは坂道を下っていってしまう状態を、
なんとか必死に食い止める。
願わくは、なだらかで平坦な道まで持っていく。
そんなイメージです。
しかし、治療はあくまで伴走者であり、サポート役です。
身体を変えていくのは、本人の意志であり、
身体に備わった自然治癒力です。
他力本願では本当の意味で健康にはなれません。
そのようなことに気付いてもらうのも、
私たち治療家の役割ではないかと思っています。
極端かもしれませんが、
治療 2割、本人のチカラ 8割
と言ってもいいかと思います。
このことは、けっして治療があまり意味のないということではなく、
2割の行為が8割の成果に大きく影響する、
ということです。
少々小難しい話になってしまいましたので
今日はこのへんで。
日々からだに感謝。病気に感謝。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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