神戸 ディライト訪問医療マッサージ 昨日・今日・明日

神戸 ディライト訪問医療マッサージの日記です。

現状維持を越えて。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

ロコモティブ症候群サルコペニアフレイル
などなど。

ご高齢の方々の身体の状態を表す言葉が
なんだかいろいろ生まれていますね。

それだけ対象者が増えてきているということなのでしょう。
国を挙げての対策が急がれていますが、
私たち訪問マッサージの施術もまさにこの分野に、
微力ながら取り組んでいます。

利用者様本人やご家族のご希望をお聴きしたうえで、
その期待に最大限応えるべく、
日々試行錯誤しつつ施術にあたっています。

しかし、ご高齢になると、
現状の身体機能を維持するだけでも、
前年の1.5倍の努力が必要だといわれ、

それゆえマッサージ施術においても

「現状維持ができればよし」

「それに加えてご本人様が
気持ちいいと言ってくれたら十分」

というような考え方も業界内にはあります。

「ご本人様が納得しているのであれば
仕事として成立している」

という考え方です。

 

たしかにそうかもしれませんが、、、

 


やはり、私たちとしては現状維持ではなく、

「もっと動ける身体に」

「もっと食べられる状態に」

「もっと笑える日々に」

していきたいと思うのです。

もちろん、ご本人様が望んでいるということが
大前提ですが。


何に対しても良くなりますと無責任に
申し上げることは慎むべきですし、

私たちの実力を越えたものに対しては、
はっきりとその旨をお伝えするようにしていますが、

少しでも可能性があると思われるところに対しては、
きちんとお話したうえで、
可能性を追求していきたいのです。

ご本人様があきらめない姿勢でおられるのであれば、
私たちはそれ以上の熱量をもって、
支えつつ、寄り添いつつ、あらゆる可能性を探っていく。

それまでの経験・知識に加えて、
これはと思われる方法、知見を学びつつ
現場に注いでいく。

常にそうありたいと思って取り組んでいます。