見知らぬ相手にすべてを見抜かれたと思わせる方法
こんにちは!
ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。
今日は手短に、
最近読んでおもしろかった本をご紹介します。
こちらがその本 ↓
- 作者: リチャード・ワイズマン,木村 博江
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/02/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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オカルトや怪奇現象ともいわれる超常現象を、
科学的、心理学的な視点から解明、説明しようという
試みで書かれた本です。
出版されてから6年以上経っていて少々古い本ですが、
内容は刺激的です。
こういう本、けっこう好きです(*^_^*)
私はどちらかというと
占いや予言、超能力の類いは
信じないほうで(というより、興味がない、、、)
まったく否定はしませんが、
治療関係やセラピストと言われる方々に
やたらこちら寄りの方がいらっしゃるので、
そのへんは気になってはいるのですが、、、
今まで実際に体験、見てきた範囲では正直、
「う~ん、それは違うだろう、、、」
というものばかりで、
「これは本物だ!すごい!」
というものにはお目にかかったことがありません。
なので、つい上記のような本を見つけると、
出来事の裏側を確認してみたくて
読んでしまいます。
さて、本の内容からおもしろかった点を
いくつかピックアップしてみますね。
ヒトの脳は「自分が見たいもの」しか認識できず、「意味のないもの」にも意味を見出してしまう。その錯覚を利用すれば、誰でも「百発百中の占い師」になれるのだ。
「見知らぬ相手に、すべてを見抜かれたと思わせる方法」
として、以下のテクニックが紹介されていたところ。
- 相手の気持ちをくすぐる
➱ 相手が聞きたいと思っていることから話す。 - どちらともとれる言葉を使う
➱ 人はある一つの性格面とその正反対の面を
誰かに指摘されると、自分が納得できる言葉にだけ注目する。 - 表現はあいまいに
➱ 「自分は頭に浮かんだことがらやイメージの解釈に苦労することもあるので、その意味を解く手助けをしてほしい」とあらかじめ言う。 - 探りを入れる
➱ まずは話題の幅を広くとり、相手の反応を見ながら話を絞り込んでいく。 - 誰にでもあてはまりそうなことを口にする
➱ まずは、大勢の人にあてはまるようなことを告げる。 - “抜け道”を用意しておく
➱ 話を過去や未来のことにする。または話を抽象化する。
まあ、これなんかは以前から言われていたことなので
ご存知の方も多いかと思われますが、
それでも人は自分が見たいものを
勝手に自分で作り上げてしまうという、
人間心理を巧みについた
テクニックに感心すると同時に、
「この方法をうまくプラスの方向へ施術に応用できないか」
なんてことを思ったりしたのでした(*^_^*)