神戸 ディライト訪問医療マッサージ 昨日・今日・明日

神戸 ディライト訪問医療マッサージの日記です。

治癒力はいつでも100%

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

日頃、施術をおこなううえで

肝に銘じていることがあります。

それは、

 

「身体を治すのは施術ではなく、

ご本人の持つ自然治癒力によるもの」

 

ということです。

 

人間を含めた生物には

生まれながらに自然治癒力という、

傷ついた身体を自分で治してしまう

能力を持っています。

 

おかげで、

日々大小様々なけがや病気になっても

よほどのことがない限り、最終的に回復します。

傷口はふさがり、鼻水はいつか止まります。

それは意識しないでもいつも働いている

身体のしくみです。

 

病院で手当や手術、あるいは薬をもらったりと

治療をうけたとしても、

自然治癒力が低下していると最後まで治りきりません。

人によっては傷口がなかなかふさがらなかったり、

いつまでも咳が止まらない、

といった症状を抱えることになります。

 

自然治癒力が十分働くかどうかは、

身体の置かれた環境に左右されます。

環境要因のひとつが、

前回お伝えした「食生活」ですね。

食生活の習慣が身体におよぼす影響は大きいです。

 

その他、生活習慣、たとえば

運動しているかどうかや、

身体の使い方、

それに精神状態(ストレスの大小など)、

呼吸が十分にできているか、

なども環境要因と言えますね。

 

よく、

自然治癒力が低下」

という表現を見かけることがありますが、

私個人の考えとしては、

 

自然治癒力はいつでも100%働いているけれども、

それを邪魔する要因のせいで足を引っ張られている状態」

 

ではないかと思っています。

 

身体はいつでも一生懸命がんばっている。

その邪魔をしなければいいだけ。

 

なので、施術をするということは、

その障害になっている要因を取り除く、

ということになります。

 

「身体を治すのは施術ではなく、

ご本人の持つ自然治癒力によるもの」

 

というのは、こういったことから

自然に導かれてくる実感なのです。

 

施術は全力でおこない、

日々学びを深めていますが、

「私が治してみせる!」という

傲慢に陥らないよう、

最後のところは自然の力におまかせする、

その方の持つ力を信じるという姿勢を忘れないように

したいと思います。