神戸 ディライト訪問医療マッサージ 昨日・今日・明日

神戸 ディライト訪問医療マッサージの日記です。

何を食べるかよりも、まずは食べる量を。

こんにちは!

ディライト訪問マッサージ 院長の徳地です。

 

前回に引き続き、

日常生活での当たり前が病気や症状の原因になっている、

そんな例のいくつかをあげてみたいと思います。

今回は

 

「食生活」

 

に関して書いてみようと思います。

 

まず、日々の食事で問題になるのが、

 

「食べ過ぎ」

 

です。

 

何を食べるか、どう食べるか、

それももちろん大切なことだと思いますが、

やはり何をおいても

食べる量が多すぎる、

必要以上にエネルギーを摂ると、

身体に不具合が生じることが多くなります。

 

まず、口から入った食物を胃や腸で消化する際に、

身体はエネルギーをかなり使います。

もし、遅い時間に食事をして、

おなかいっぱいの状態で寝ると、

睡眠中も胃や腸は消化のために一生懸命

エネルギーを使って働きます。

 

本来、睡眠中は

その日の活動で生じた疲労を回復させたり、

傷ついたところを修復する仕事が

体の中では行われているのですが、

そこへ消化活動が加わると、

身体の修復に使われるエネルギーが十分に確保されず、

疲れを残したまま次の日の朝を迎えることになります。

 

朝目覚めたとき、すっきりと起きられない、

なんとなく胃のあたりがもたれる感じがする、

という方は要注意です。

このような状態を続けていると、

治りきらないまま新たな仕事を与えられた

内臓や筋肉が酷使されることで

やがて痛みや不快感を出すようになり、

病気と言われる状態へ近づいていくことになるのです。

 

痛みやしんどさといった症状は、

その身体の状態を早く知らせてくれる

警報器の役割をしてくれるのですが、

胃薬や痛み止めでごまかしているうちに

身体の本当の状態が自分でもわからなくなってしまい、

ますます状態の悪化につながるのです。

 

もし心当たりがあるのでしたら、

まずは昔から言われている

 

腹八分目

 

を心がけてみてはいかがでしょうか?

 

現代人はデスクワーク中心の仕事が増えて

身体を使う機会が昔に較べてずいぶん減ってきています。

ですので、身体が必要とするエネルギーは

それほど多くはないのですが、

今や食事が栄養摂取という目的を越えて、

楽しみやストレス解消の手段になっている現状があります。

 

いったん食べる量を減らして、

身体が求めているものは何か、

どれぐらいの量なのか、

頭ではなく、身体に聴いてみる

機会を作ってみてはどうでしょうか?

 

感覚を取り戻すのは簡単ではありませんが、

しばらく続けると、

身体の楽な状態がわかるようになり、

同時に今までどれだけ身体に無理を強いてきたのか、

感覚的に理解できるようになると思います。

何を食べるのか、はそれからでもいいかと思います。

 

さあ、まずは腹八分目で!