身体の声が聴こえる
こんにちは、訪問医療マッサージ ディライトの徳地です。
先日も月に一度の「訪問リハビリ技能士上級講座」に参加してきました。
上級講座も早くも3回目。
毎回そうなのですが、状態をしっかり評価して、
そこから考えて推察して施術を組み立てる、
そのトレーニングをみっちり一日おこないます。
今回は姿勢や動作から状態を分析、身体の連動を読み解くことや、
あらためて身体への接触の仕方、緊張を解消する理想的な方法を探りました。
丁寧に身体を診ていくなかで、気づいたこと(思い出したこと?)があります。
皮膚の上に手を置く、それだけでも身体から多くの情報を受け取れるということです。
言い換えるならば、身体の声が聴こえるといいましょうか。
それには、こちらがまずは聴く姿勢になる必要はありますが。
一方的に力で押しても、身体は閉じてしまいます。
寄り添うように、一体感を感じられるぐらいのタッチで初めて、身体の声が聴こえてくるのです。
ときにはこちらから質問をしてみたり、提案してみたりしますが、
押しつけることはできません。
筋肉の緊張も、緩みたくないと身体が思っているときは無理にほぐしたりしません。
逆に身体が緊張を望むなら、それを助けて心ゆくまで緊張を味わってもらいます。
面白いことに、満足すると身体はみずから緊張を手放すのです(笑)
こんなことを書いていて、
「なんだか人と人との関係も同じだな!」
と思えてきました。
人間関係となると、自分自身なかなかうまくはいかず苦労していますが(笑)