自分で考えるって楽しい!
こんにちは、訪問医療マッサージ ディライトの徳地です。
昨日は、月に一度のリハビリテーションセミナーを受講するため東京へ。
気合いが入り過ぎて一時間前に空港に到着^_^;
すがすがしい朝を迎えました。
時間に余裕が出来たので、窓越しに飛行機を眺めながら有意義に読書できましたよ。
さて、今回のセミナーはパーキンソン病をテーマに、
その病態やリハビリテーションの技術についてみっちり一日の学びでした。
学んだといっても、ただ知識を習得したわけではありません。
具体的なリハビリテーションの方法については、
まず参加者が自分のあたまで考えるという、
脳内フル回転の内容です。
おかげであたまを休めるひまもなく
最後まで濃密な時間が過ぎていきました。
新しい知識を手に入れることも楽しみではありますが、
それを手がかりに自分で次のステップを考えることはさらに楽しいです。
しんどい時もありますけど、
知識を詰め込むだけでは味わえない満足感が得られます。
学んだ知識をもとにあらゆる可能性を考えて、自分なりに仮説を立てる。
それに基づいて施術をおこない、結果が出たときの喜びは格別です。
実際、私たちは日々いろいろな現場に向かいます。
利用者さんの身体の状態は、いつも同じとは限りません。
その場その場で臨機応変に対応する必要に迫られます。
正直、聞いたことのない病名の方の施術を依頼されることもあります。
そんなときに必要になるのが、自分のあたまで考える力です。
知識だけでは施術はできません。
相手は機械ではなく、生身の人間です。
こちらが思ったとおりにコトが進むなんてほとんどありません。
満足に会話が出来ない方もいらっしゃいます。
それでも、なんとかしなきゃならないのです。
あらゆる知識と技術、知恵と想像力を総動員して、向き合います。
必死に向き合っていると、身体が教えてくれるようになります。
その声を聞き逃さないように、いつも意識して施術をしています。
身体との対話を楽しめるようになるには
まだまだ時間がかかりそうですが(^o^;