神戸 ディライト訪問医療マッサージ 昨日・今日・明日

神戸 ディライト訪問医療マッサージの日記です。

少しの変化が大きな改善につながる

こんにちは。

訪問医療マッサージ ディライト 院長の徳地です。

今日は日々の施術の現場のことを少し書きます。

 

私たちが施術をさせて頂いている方の多くは、

脳梗塞が原因で手や足にマヒがあったり

加齢によって腰や膝などの関節に強い痛みを抱えて

不自由な生活を送っておられます。

障害がかなり重度だったり、長年の経過によって

症状が固定されている方々もいらっしゃいます。

 

つらい状態をながく経験されているので

良くなることはもうあきらめている

という言葉もよく聞きます。

けっして悲観的ではなく

なかば達観しているようにおっしゃいます。

 

そのような方を前にして、

この仕事を始めたときは、

「いったい何ができるのだろうか?」

と悩んだこともありました。

とにかくお身体を診させてもらいながら、

できることをするしかありませんでした。

 

そうこうするうちに、

施術によって少し、ほんの少しづつですが、

動かなかったところが動くようになってきます。

それは必ずしも

一番回復してほしいところとは限りませんが、

でもそれまで出来なかったことが出来るようになったのです。

これはとても大きなことです。

 

それを、利用者様にたいして施術する者がしっかりとお伝えする。

おおげさにでもなく、事実として気づいてもらう。

お互いに分かち合い、ともに喜ぶことができる瞬間です。

ここから、生きがいをとりもどして次のステップへと向かうことにつながります。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。